小田急電鉄様:多様な人材が活躍できる組織づくりの施策として導入

導入の背景と導入後の効果、今後のお考えを、ご担当の人事部様に伺いました。

仕事と家庭の両立支援として

当社では多様な人材が活躍できる組織づくりの一環として、従業員の仕事と家庭の両立支援を推進する中、「子の病気」に関する支援策を模索していました。その中で「小児科オンライン」は時間や場所を問わず相談できる、鉄道会社の業務特性にも合ったサービスであったため導入しました。またサービス拡充に合わせて「産婦人科オンライン」も導入しています。

従業員の大半が男性ということもあり、女性従業員からは育児や心身の不安・悩みについて気軽に相談しにくいという声が、また男性従業員からも育児の悩みや女性従業員の健康面に対しどのようにフォローすれば良いか不安であるという声が出ていました。導入後は男女問わず育児や心身の悩みについて気軽に相談でき、不安解消の助けになる窓口として多くの従業員にご利用いただいています。

9割以上が安心感を得られると回答

当社の福利厚生として2017年9月より「小児科オンライン」、2018年12月より「産婦人科オンライン」を導入しました。2021年2月に実施した利用者アンケートによると、本サービスに対し「何かあったときに相談できる安心感を得られる」という回答が93.3%でした。

<利用者の声>
・受診すべきかの判断が出来ない時や不安な時に相談出来ることで、闇雲に仕事を休んで受診することがないので、とても助かった。
・コロナ禍でイベント、健診がなくなり相談できる場所が減ったため気軽に相談できるところがあり助かった。
・女性に対してはもちろんですが、ダイバーシティ・インクルージョンを推進していることに感謝している。
<実際に利用して感じた効果>
・不安を解消できた。
・病院に連れて行く時間/労力を削減できた。
・自分自身で調べる時間を削減できた。
・仕事を休まなくて済んだ。
などといった回答が挙げられ、利用者から好評をいただいています。

ダイバーシティ&インクルージョンの更なる浸透を目指して

本サービスの提供により業務への影響を最小限とする他、従業員の不安を軽減することで、長期的なキャリアビジョンを描く事が可能となり、働きがい向上に資する取り組みになっていると実感しています。

妊娠期~産後という心身の不安が大きい時期にスマホから小児科・産婦人科医および助産師に気軽に相談できる環境の提供から、仕事と家庭を両立する従業員の支援体制は整いつつあり、現在は生理不順や更年期障害等の女性特有の心身の悩みにも対応すべく、「産婦人科オンライン」の認知拡大・利用促進策の実施をしています。また、育休者懇談会や啓発セミナーに小児科医に参加いただき、同イベントを通じて本人だけでなく上司(職場)への理解も深める活動を行っており、今後益々のダイバーシティ&インクルージョンの浸透に繋げていきたいです。


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